売上をあげていくためには、新規顧客の獲得は欠かせないと部分となります。
新規顧客を獲得するために集客を行っていると思いますが、この集客の方法にはチラシ・ポスティングやテレセールス、ダイレクトメール(DM)、広告など様々な方法があります。
チラシ・ポスティングやテレセールスはこの集客の中でもオフライン集客と呼ばれる分類になります。
今回は、このようなオフライン集客とは反対のオンライン集客についてご紹介していきたいと思います。
- テレセールス・テレアポで苦労している
- ポスティングを行うも反響率が低い
- 新規顧客を獲得したいがどのようにしたらよいかわからない
このようなお悩みをお持ちの方には参考になるかと思います。ぜひご覧ください。
目次
- オンライン集客とは
- オンライン集客の特徴
- オンライン集客のメリット
- オフライン集客と比べると費用対効果が高い
- オフライン営業と比べ、多くの人にリーチできる
- 営業の負担を軽減させることができる
- オンライン集客の方法
- SEO
- SNS運用
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- まとめ
1.オンライン集客とは
オンライン集客とは、インターネットを活用し、集客活動を行うことです。Web集客とも言えます。
インターネットを活用したサービスには、GoogleやYahooといった検索サイト、日常の中で多くの人が利用しているSNS(LINEやFacebook、Twitter)があり、このようなサービスを通じて集客活動を行っていきます。
◆オンライン集客の特徴
オンライン集客は、インターネットを利用した集客という性質上、インターネットを利用した多くの人を対象に集客活動を行うことができます。
更に、オンライン集客の中には、対象を絞った集客(ターゲティングした集客)を得意としているものもあり、興味・関心がある人の集客をしやすいという点が特徴としてあげられます。
そのような特徴を持つオンライン集客を行うことによるメリットを次に説明していきます。
2.オンライン集客のメリット
オンライン集客を行うメリットには、主に下記の3点があげられます。
- オフライン集客と比べると費用体効果が高い
- オフライン集客に比べ、多くの人にリーチできる
- 営業の負担を軽減させることができる
順に説明していきます。
◆オフライン集客と比べると費用対効果が高い
オフラインに代表される集客には、テレセールスや飛び込み営業、展示会への出展などがあげられると思います。
これらの実施を行う際には、人を雇う必要があります。当然、人を雇うには継続的に費用が発生します。
オンライン集客の場合、後述しますが、無料で行えるものと有料で行えるものの2種類があります。
無料で行える集客方法を上手に活用することができれば、コストをかけずに集客が行えるため、費用対効果が高くなる傾向にあります。
◆オフライン集客と比べ、多くの人にリーチできる
テレセールス、飛び込み営業など、人を介する営業方法の場合には時間的制約もあり、1日行える営業量には限界があります。
この時間的制約がある限り、1日に集客できるリード数(見込み客数)も限界があります。
しかし、オンライン集客の場合は、このような時間的制約を受けることがありません。
オンライン集客の場合、インターネットを活用しているため、24時間情報を発信することができます。
商圏に関しても同様であり、テレセールスの場合に関しては全国展開することは可能となりますが、飛び込み営業などでは難しいところもあります。
例えば、オンライン集客の場合には全国へ広告を出稿することが容易となる等、比較的商圏拡大も容易となります。
このような理由もあり、オフライン集客と比べると多くの人にリーチすることが可能となります。
◆営業の負担を軽減させることができる
オンライン集客は、営業の負担を軽減させることも可能となります。
テレセールスや飛び込みを主体とするオフライン集客はプッシュ型営業とも呼ばれ、企業主体の営業方法となります。
顧客側が興味を持っているかどうかは関係なく、電話の荷電数を増やしてアポイント数を集めたり、名刺をもらいに飛び込み営業を行い、そこからテレセールスに繋げたりと多大な労力を必要とすることに加え、断られることも多く、精神的に負担が大きいといったこともプッシュ型営業の特徴としてあげられます。
反面、オンライン集客はプル型営業の部類に属します。
プル型営業とは、プッシュ型営業とは反対に、顧客に興味を持たせ、自発的に行動を起こさせるような営業方法となります。
⇒プッシュ型営業・プル型営業についてはこちらも参照ください
例えば、課題や悩みを解決するための手段を探して検索した際に、何かしらのサイトを見たとします。
このサイトに自分の課題や悩みが解決できそうな手法が掲載されていれば、問合せや購入といったアクションを起こすこともあり得ます。
こちらから営業は行っておりませんが、結果として集客をすることに成功しているといえます。
このようにオンライン集客を通じ、プル型の営業基盤を築くことができれば、プッシュ型営業にかける営業の負担を減らすことが可能となります。
他にもオンライン集客のメリットとなるものはありますが、主なメリットはこの3点になります。
次は、このようにメリットの多いオンライン集客にはどのような方法があるかについて説明していきます。
3.オンライン集客の方法
オンライン集客の方法は、主に2つに分類することができます。1つ目は、費用をかけずに行うことができるもの、2つ目は、費用をかけて行うことができるものです。
費用をかけずに行うことができるものでは、SEOやSNS運用があげられ、費用をかけて行うものには、Web広告(リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告)などがあげられます。
それぞれ、どういったものなのか、順に説明していきます。
◆SEO
SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取った略称であり、検索エンジン最適化と訳すことができます。
検索エンジン最適化とは、GoogleやYahooといった検索エンジンであるキーワードを検索した際に、自社のサイトやブログコンテンツなどを上位表示させる取り組みになります。
このSEOを行うことで、例えば、自社のサイトはもちろん、自社の商品・サービスに関連のあるキーワードを含んだブログコンテンツなどが上位表示されれば、そのブログに興味があるユーザーの流入が見込めるため、関心度の高いユーザーを対象に集客を行うことができます。
◆SNS運用
SNS運用とは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のアカウントを通じて、集客やブランディングを行っていく取り組みです。
SNS運用では、自社の商品・サービスに関する情報を発信することで新規顧客の集客を行うことも可能ですが、既存顧客との信頼関係構築も行うことができます。
また、SNSは、拡散性が高いといった特徴があります。
いわゆるバズるといった言葉もあるように、口コミで拡散されることにより、費用をかけずに宣伝効果を得ることもできます。友人や知人が利用したことのある商品・サービスであれば安心して利用できるという顧客も中にはいますので、上手に活用することで高い集客効果を発揮できる手法となります。
ここまでのSEO、SNS運用に関しては、費用をかけずに行うことができるオンライン集客方法になります。
ここからは、費用をかけることにより行うことができるオンライン集客方法です。
◆リスティング広告
リスティング広告とは、検索連動型広告とも呼ばれ、検索エンジン上で検索されたキーワードに対して広告を表示させ、集客を行う手法になります。
リスティング広告は、検索されたキーワードに連動して広告を配信することができるため、集客したい商品やサービスに関連のあるキーワードに対して広告配信することで、その情報を求めている関心度の高い顧客、いわゆる顕在層の集客を行うことができます。
また、費用に関しても少額から出稿を行うことができます。
そして、費用は広告がクリックされた段階で課金されるような仕組みであるため、掲載するだけでお金がかかり、見られているかどうかわからないといったオフライン集客に用いる広告とは異なり、顧客に見られて始めて費用がかかるため、広告を掲載して意味がないといったことも防げます。
⇒リスティング広告についてはこちらも参照ください
◆ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトに設けられた広告枠に対して、画像・動画・テキストといった形式の広告を掲載し、集客を行う手法になります。
リスティング広告とは異なり、より潜在層に近い顧客の集客を得意とします。
メジャーではなく、ニッチな商品・サービスの集客をするときに向いています。
また、画像や動画といった文字だけではない訴求の仕方を行えるということもあり、文字だけでは伝えにくい複雑なサービスなどを認知するようなケースでも活用することができます。
ディスプレイ広告の費用もリスティング広告同様、少額から始めることができます。
また、課金形態は複数ありますが、ディスプレイ広告にも広告がクリックされた際に課金される形態があるため、こちらも広告を掲載して見られていないのにも関わらず費用が掛かってしまったというようなことを防ぐことができます。
⇒ディスプレイ広告にはこのようなものがあります
◆SNS広告
SNS広告は、SNSプラットフォーム上に広告を配信し、集客を行う手法になります。
代表的なものにはFacebook広告、Twitter広告、LINE広告などがあります。
⇒SNS広告といえば、Facebook広告
今からでも遅くない、Facebook広告・Instagram広告
SNSは、そのサービスによって使っているユーザーの属性(年齢や性別等)が異なります。そのため、集客を行いたい商品・サービスによって使い分けることで、集客の成果をあげることができます。
例えば、BtoB向けの商品・サービスであれば、ビジネスマンの利用が多いFacebook広告が向いていますし、若年層向けの商品・サービスであればTwitter広告が向いているといったように集客したい顧客層にあわせると良いでしょう。
また、広告掲載される形式として、ネイティブアドという形式が多いです。
ネイティブアドとは、広告が掲載された際、周りのコンテンツと馴染むような形式で表示されることで、広告色を消し、自然とユーザーに受け入れてもらいやすくするような広告を指します。
周りのコンテンツと馴染むことで、ユーザーに対して与えるストレスが軽減されるため、通常の広告より流入のしやすさが見込めるものとなります。
このように、費用をかけずに行うことができるもの、費用をかけて行うことができるものとそれぞれあります。
何から手を付ければ良いか迷われる場合には、成果を出したい期間で選ぶと良いでしょう。
例えば、中・長期的に集客基盤を整えたいというのであれば、費用をかけずに行えるSEOやSNS運用が向いていますし、短期的に集客を行いたいというのであれば、費用をかけて行うことができるリスティング広告やSNS広告が向いているといえます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、インターネットを活用したオンライン集客についてメリットや方法などをご紹介しました。
チラシ・ポスティング、テレセールスなど、オフライン集客にはないメリットをオンライン集客は持ち合わせています。
チラシ・ポスティングやテレセールスといったオフラインでしか集客できない顧客もいるかと思いますが、集客数を増やしていくといった場合には、オンライン集客は非常に効果的となります。
オフライン集客のみで行き詰まっている方や、オフライン集客において課題を抱いている方は、ぜひオンライン集客の実施を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では、今回、ご紹介したリスティング広告やSNS広告といったWeb広告全般においてご相談を承っております。
少額の御予算で掲載を行うこともできますので、少しでも気になった点がございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。