Web広告/Web広告の効果が高いのはターゲティングができるから

このブログを見ている方の中には、新規顧客を獲得するための新しい方法を模索している、販路を拡大するための新しい方法を模索している方もいらっしゃるかと思います。

Web広告は、集客にも活用することができます。また、Web広告の中には、運用型広告と呼ばれるものがあり、しっかりとした運用を行ってあげることにより高い効果を出すことが可能となるものもあります。

  • Web広告で集客を行える?
  • Web広告は良いって聞いたことあるけど、何が良いの?
  • Web広告って本当に効果があるの?

今回は、このようなお考えをお持ちの方に、なぜWeb広告は効果が高いと言われているのか、その理由についてお話していきたいと思います。

目次

  1. Web広告の効果が高い理由
    • 運用(調整)を行うことができるため
    • ターゲティング機能があるため
  2. ターゲティングの種類
    • デモグラフィックデータを基にしたターゲティング
    • サイコグラフィックデータを基にしたターゲティング
  3. おすすめのターゲティング手法
    • キーワードを指定したターゲティング
    • 広告媒体の特色を利用したターゲティング
  4. まとめ

1.Web広告の効果が高い理由

Web広告の効果が高い理由には主に2つの理由があげられます。

1つ目は、運用(調整)を行うことができるということ、2つ目は、ターゲティング機能があることです。

◆運用(調整)を行うことができる

Web広告の中には、運用型広告と呼ばれるものがあり、そのようなWeb広告では日々、運用(調整)を行うことができます。更に、この運用は、適当に行うものではなく、日々更新されるデータを基に行うことができるため、そのデータの中で《ボトルネックとなっている部分に対して改善》のアクションを取っていくことが可能となります。

例えば、集客や宣伝をWeb広告ではなく、チラシや街中の広告、中吊り広告などで行おうとした場合、いったいどのくらいの人が見ていて、どのくらいの人が広告経由で購入や予約といったアクションを起こしたのかわかりづらい部分があると思います。

しかし、Web広告の場合、1日にどれくらい広告が表示され、どのくらいの人数が広告へ流入し、そのうちの何人が購入や予約に至ったかなどを把握することができます。

このようなデータが溜まることにより、的確な改善策を施すことができ効果をあげていくことが可能となります。

また、データが溜まりづらい方法に比べると、費用対効果も見えやすくなるため、効果があがっているかどうかわからないが、出していないと不安なため実施し続けてしまうというようなことも防げます。

◆ターゲティング機能がある

これが、Web広告を行ううえで重要な機能の1つです。

これもさきほどの例でいうと、チラシや街中の広告、中吊り広告でいうと、誰に出すかというところは決められず、どこに出すかを決めて実施する施策となります。

そのため、広い範囲で商品やサービスを認知させるという点でいうと効果はあるかもしれませんが、より多くの人が見る前提となるため、当たり障りのない表現となることが多く、購入や予約といったアクションを促すには不向きと言えます。

Web広告の場合は、《誰に出すか》という部分をターゲティング機能で設定することができます。

これにより、商品やサービスにあわせて得意とする顧客層やこれから獲得していきたいと考えている顧客層へ広告を配信することが可能となります。

例えば、30代以上の男性のみに広告を出したいと考えた場合、広告の配信対象を30代以上の男性のみとし、20代以下のユーザーへの配信は行わないといった設定も可能です。

また、ターゲティング機能により広告を配信するユーザーを限定しているため、その限定したユーザーに響きやすいような広告文や訴求を行ってあげることで購入や予約といったアクションを促しやすくなります。

これらの理由により、Web広告の効果を高めることができます。特にターゲティングにおいては、Web広告特有の強みでもあるため、次はターゲティングの種類についてみていきたいと思います。

2.ターゲティングの種類

ターゲティングの種類についてですが、今回は2つ取り上げたいと思います。

1つ目はデモグラフィックデータを基にしたターゲティング、2つ目はサイコグラフィックデータを基にしたターゲティングです。順に説明していきます。

◆デモグラフィックデータを基にしたターゲティング

デモグラフィックデータとは、《性別・年齢・職業・独身/既婚のような人口統計学的な事実関係を表すデータ》が該当します。

先ほどの例のように、30代以上の男性やIT関係の職業に携わっている人のようにしてターゲティングを行うことができます。

Web広告の場合、溜まったデータを基に運用を行うことができるということはお伝えしましたが、例えば、Web広告の配信を開始した当初は全ての年齢層・性別に配信をした結果、ある特定の年齢層で効果が高かったといった場合には、その時点で絞り込みを行ってあげることで効果を高めることができるだけでなく、得意としている年齢層とそうではない年齢層のデータ集めも行うことができるため、その後の施策もより効果的になることが考えられるでしょう。

◆サイコグラフィックデータを基にしたターゲティング

サイコグラフィックデータとは、《趣味・嗜好、価値観、ライフスタイルといった心理的な特性を表すデータ》になります。

旅行が好きや音楽が好きといったようなグループを作成しターゲティングを行うことができます。

例えば、スポーツ用品に関する商品のプロモーションをWeb広告を用いて行うというような場合に、デモグラフィックデータを基にしたターゲティングを行ったうえで、スポーツ好きなユーザーというようにターゲティングを行ってあげることにより、より効果的な広告配信を行うことができるというのは想像できると思います。

⇒サイコグラフィックデータを基にしたターゲティングはこちらも参照ください

GDN/集客に活用できるアフィニティとインテント

このようにデモグラフィックデータ、サイコグラフィックデータを使い分けたターゲティング、あるいは両方同時に活用することで効果を高めていけるのがWeb広告の強みであり、Web広告の効果が高いと考えられる理由でもあるといえます。

このようなターゲティング機能が強みとなっているWeb広告ですが、その中でもおすすめのターゲティング手法を次で紹介していきます。

3.おすすめのターゲティング手法

ここでは、おすすめのターゲティング手法として、キーワードを指定したターゲティングと広告媒体の特色を利用したターゲティングをあげています。順に説明していきます。

◆キーワードを指定したターゲティング

これは、リスティング広告に代表されるターゲティングの手法です。

⇒リスティング広告についてはこちらも参照ください

気を付けて!リスティング広告の活用方法に関するよくある誤解

皆さんもご自身が抱いている課題や悩み、あるいは興味があることなどを検索サイトで検索することがあるかと思います。そのような検索といった行動がされた際に、検索されたキーワードをターゲティングして広告を配信する手法となります。

このターゲティング手法の良さは、検索されるということもあり、検索するユーザーの課題や悩みが顕在化しています。そのようなユーザーに対して広告を配信することができるため、より購入や予約といった《アクションに繋がりやすいという点》です。

現在、商品やサービスのプロモーションを考えており、短期的に成果を出したいとお考えであれば、非常にお勧めできるターゲティング手法となります。

◆広告媒体の特色を利用したターゲティング

Web広告には、Yahoo!広告やGoogle広告、Facebook広告、LINE広告など、広告媒体が多くあります。そして、これらの広告媒体にはそれぞれ特色があります。

例えば、Google広告では、膨大なユーザーデータを基に配信している広告に適したユーザーのグループを作成してくれる機能があったり、Facebook広告では実名登録といった特色を活かしたターゲティングにおいて効果が高かったりと、それぞれの《広告媒体によって得意とするターゲティング、効果があがりやすいターゲティング》があります。

⇒このようなターゲティングの一例はこちらも参照ください

Twitter広告の基本:フォロワーターゲティング

GDN/リマーケティング広告以外の活用法

このように商品・サービスに適したターゲティングが可能な広告媒体を選定することができればWeb広告の効果を高めることが可能となるので、活用していくことをおすすめします。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

Web広告の効果が高められるのは、自分自身で運用(調整)が行えることもありますが、何よりWeb広告の強みであるターゲティング機能を上手に活用することが肝心です。

そのために、プロモーションを行いたい商品・サービスにとって適した広告媒体の選定やターゲットとするユーザー層の設定といった設計はしっかり行ってあげると良いでしょう。

Web広告において活用できるターゲティングは弊社のブログを見ていただければ今回取り上げたもの以外に関しても載っておりますので、ぜひご覧くださればと思います。

また、より詳しい話を聞いてみたいといったご希望や、自社の商品やサービスにはどのような広告媒体が適しているのか、広告を配信するとしたらどのような配信手法が良いのか相談したいというようなご希望がございましたら、お気軽にご相談くださればと思います。